令和３年度 甲府共立 病院指標

①「060100xx01xxxx」は、大腸ポリープ（腫瘍）に対して、内視鏡下で切除治療を行う症例です。平均入院期間は2.15日（全国平均2.65日）、平均年齢は67.35歳となっています。
②「110310xx99xxxx」は、腎盂腎炎や尿路感染症など尿路（尿管・腎臓など）に細菌が入り込み炎症を起こす疾患で入院となった症例です。平均入院期間は26.16日（全校平均13.14日）、平均年齢は82.79歳となっています。
③「050050xx0200xx」は、狭心症などの心臓に栄養を送り込む血管が狭窄し、血液が十分に流れなくなって発症する慢性虚血性心疾患での入院で、経皮的冠動脈ステント留置術を行う症例です。ステント留置術は下肢などからカテーテルを血管内に入れ、ステントという拡張可能なメッシュ状の金属の筒を血管内に留置して血液を通りやすくさせる治療法です。
平均入院期間は8.10日（全校平均4.36日）、平均年齢は74.04歳です。
④「040081xx99x0xx」は、誤嚥性肺炎で入院となった症例です。平均入院期間は33.49日（全国平均20.57日）、平均年齢は85.17歳となっています。
⑤「050130xx9900xx」は、急性心不全または慢性心不全の増悪で入院となった症例です。平均入院期間は25.35日（全国平均17.35日）、平均年齢は84.47歳となっています。
内科では、地域包括ケア病棟を活用しており、生活リハビリや在宅調整などの退院支援を行っています。そのため平均入院期間が長めになっています。

①「060160x001xxxx」は、15歳以上の鼠径ヘルニア（脱腸）の患者さんに対して鼠径ヘルニア手術などの外科的手術を行う症例です。平均入院期間は4.83日（全校平均4.74日）、平均年齢は72.40歳となっています。
②「060035xx99x6xx」は、結腸の悪性腫瘍に対する化学療法を行う症例です。平均入院期間は4.08日（全国平均4.54日）、平均年齢は57.13歳となっています。
③「060210xx99000x」は、腸閉塞での入院で、手術を要しない症例です。平均入院期間は12.18日（全国平均9.00日）、平均年齢は75.18歳となっています。
④「060335xx02000x」は、胆嚢炎などの患者さんに対して腹腔鏡下で胆嚢摘出を行う症例です。平均入院期間は8.69日（全国平均7.11日）、平均年齢は62.90歳となっています。
⑤「060035xx010x0x」は、結腸の悪性腫瘍に対して結腸切除術などの外科的手術を行う症例です。平均入院期間は16.42日（全国平均15.76日）、平均年齢は70.08歳となっています。

①「160800xx01xxxx」は、大腿骨の骨折での入院で、観血的手術を行う症例です。平均入院期間は27.29日（全国平均25.32日）、平均年齢は85.10歳となっています。
②「160690xx99xxxx」は、胸椎や腰椎の圧迫骨折での入院で、手術を要しない症例です。平均入院期間は27.67日（全国平均19.34日）、平均年齢は85.87歳となっています。
③「160980xx99x0xx」は、骨盤骨折での入院で、手術を要しない症例です。平均入院期間は29.54日（全国平均19.02日）、平均年齢は86.69歳となっています。
④「071030xx99xx0x」は、急性腰痛症で入院加療を行った患者さんと大腿骨骨折に対する観血的手術で挿入された固定材（ステム）周辺で起こるステム周囲骨折の症例です。
平均入院期間は10.64日（全校平均9.57日）、平均年齢は71.55歳となっています。
⑤は10症例未満のため、「-」で示しています。
大腿骨骨折の患者さんはの転院率は68.06％となっています。

①「120140xxxxxxxx」は、流産（主に稽留流産）の症例です。平均入院期間は2.70日（全国平均2.44日）、平均年齢は34.91歳です。
②「120170x199xxxx」は、切迫早産で入院となった症例です。平均入院期間は15.93日（全校平均21.53日）、平均年齢は32.87歳です。
③「120060xx01xxxx」は、子宮筋腫などで開腹下で子宮を全摘する症例です。平均入院期間は9.27日（全国平均9.27日）、平均年齢は45.33歳です。
④「12002xxx02x0xx」は、子宮頚部異形成で、子宮頚部（腟部）切除を行った症例です。平均入院期間は5.00日（全校平均3.05日）、平均年齢は43.83歳です。
⑤「120070xx02xxxx」は、卵巣のう腫などで主に腹腔鏡下で卵巣の腫瘍を切除する症例です。平均入院期間は6.00日（全国平均6.11日）、平均年齢は47.18歳です。

①「140010x199x0xx」は、当院で出生した新生児の黄疸や一過性呼吸障害などで入院となった症例です。平均入院期間は6.22日（全国平均6.13日）、平均年齢は0歳です。
②「040090xxxxxx0x」は、感染性気管支炎または細気管支炎の症例です。当院ではRSウイルスによる感染が大部分を占めています。平均入院期間は4.64日（全国平均5.83日）、平均年齢は1.45歳です。
③④⑤は10症例未満のため、「-」で示しています。

①「050130xx9900xx」は、心不全で注射や点滴での治療を行う症例です。平均入院期間は15.80日（全国平均17.35日）、平均年齢は85.30歳です。
②③④⑤は10症例未満のため、「-」で示しています。

①「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術」　おおむね1泊2日入院となっています。令和2年度は185名であり、昨年度と同等の患者数でした。平均年齢は67.63歳です。
②「経皮的冠動脈ステント留置術」　慢性虚血性心疾患や急性心筋梗塞に対して、血管内にカテーテルを挿入し、血管狭窄部位を拡張するためにステントを留置する術です。令和2年度は107名であり、2名減少しています。平均年齢は74.85歳です。
③「胃瘻造設術」　経口摂取が不十分な患者、誤嚥性肺炎の危険がある患者、胃内容の停滞を呈する患者に対して腹壁から直接胃内に増設し、栄養管理等を行うための経路確保のための手術です。令和2年度は58名であり、10名減少しています。平均年齢は80.17歳です。
④「血管塞栓術」　肝臓の悪性腫瘍の症例に対して、冠動脈にカテーテルを挿入して塞栓物質や抗癌剤などを注入して血液を遮断し腫瘍細胞を壊死させる治療です。令和2年度は55名であり、8名減少しています。平均年齢は77.34歳です。
⑤「内視鏡的消化管止血術」　食道・胃・十二指腸の出血部位に対してクリップや薬剤を用いて内視鏡下で止血する手術です。令和2年度は48名であり、2名減少しています。平均年齢は74.02歳です。

①「腹腔鏡下胆嚢摘出術」　主に胆石症などの症例で腹腔鏡下で胆嚢を摘出する手術です。令和2年度は52名であり、12名減少しています。平均年齢は62.08歳です。
②「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術」　鼠径部のヘルニア（脱腸）を、腹腔鏡下で整復する手術です。令和2年度は15名であり、19名増加しています。平均年齢は70.53歳です。
③「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」　結腸の悪性腫瘍を腹腔鏡下で切除する手術です。令和2年度は29名であり、7名減少しています。平均年齢は71.05歳です。
④「鼠径ヘルニア手術」　鼠径部のヘルニア（脱腸）を、開腹にて整復する手術です。令和2年度は10名であり、4名増加しています。平均年齢は76.93歳です。
⑤「腹腔鏡下虫垂切除術」　膿瘍を伴う虫垂炎の症例で腹腔鏡下で切除する手術です。令和2年度は7名であり、7名増加しています。平均年齢は51.79歳です。

①「骨折観血的手術（大腿）　大腿骨の骨折に対する固定術です。令和2年度は93名であり、19名増加しています。平均年齢は85.09歳です。
②「人工骨頭挿入術（股）　大腿骨の骨折に対する人工骨頭挿入術です。令和2年度は49名であり、13名減少しています。平均年齢は82.61歳です。
3位以降は10症例未満のため「-」で表示しています。
整形外科の手術症例に関してはリハビリ病棟への転院を進めており、転院率が高くなっています。

①「子宮付属器腫瘍摘出術（腹腔鏡）」　腹腔鏡下で卵巣のう腫等で子宮付属器の摘出を行います。令和2年度は38名であり、15名減少しています。平均年齢は、46.17歳です。
②「流産手術（手動真空吸引法）」　専用の吸引器にて真空状態を作り、子宮内容物を吸引する手術です。令和2年度は5名であり、14名増加しています。平均年齢は、34.79歳です。
③「帝王切開術（選択帝王切開）」　骨盤位（いわゆる逆子）や以前帝王切開や子宮手術を行った患者が予め日時を決め、帝王切開を行います。令和2年度は17名であり、2名増加しています。平均年齢は、47.54歳です。
④「子宮頸部（膣部）切除術」　子宮頸部異形成や子宮上皮内癌に対して子宮頸部もしくは膣部を切除する手術です。令和2年度は11名であり、1名増加しています。平均年齢は、49.33歳です。
⑤「腹腔鏡下膣式子宮全摘術」　子宮筋腫や子宮腺筋症等に対して腹腔鏡下で子宮を摘出する手術です。令和2年度は18名であり、7名減少しています。平均年齢は43.83歳です。